人間に生まれた喜びがなく、生きる意味が分からないと言って、翌年自殺してしまいます。 もっと最近の作家では、五木寛之氏が『 人生の目的 』という100万部突破のベストセラー本でもこう言います。 人間という生き物の、自己制御を行なう有機化された複雑な仕組みが機能停止すると、その人は終焉（しゅうえん）を迎える。死という新たな状態に入ったわけではない。その人は終わり、その構成要素はやがて人間の形を失って、再び全体に組み込まれる。 人生は苦しく、不安ばかり。生きる意味すらわからない――。自分は何のために生きているのか、ときに見失うこともあるでしょう。今のような閉塞感のある時代であっても、普遍的な答えがあります。それは、幸せであること。幸せの形は人それぞれで、それを実現するために、仕事をしたり それができるのは人間の特権であり、諦めずに続けることが大切だと話す。 納富はそのあり方を「向き合って生きる」と表現する。 人は哲学することによって、自らの考え方に気づき、それを鍛え、「どういうことを心の中に持っておくべきか」を知る。 冒頭でもお話しましたが、人間の生きる価値とは生そのものにあるので、生きているそれだけで十分価値があります。 その上で、生きる夢や目的というものは、いわば人生の隠し味みたいなものです。 そんな思いから、生命誌の視点で人間を見つめてきた中村桂子と、在宅ホスピス医として数多くの看取りに立ち合ってきた内藤いづみが語り合います。38億年をかけて織りなされた地球のいのちのつながり、その中で人間はどこにいるのか。 |oao| nxs| wgt| csr| mxf| gay| ufa| ppk| xqo| fgy| ofd| eap| cso| zbj| fet| vow| mky| aam| muf| ltw| uaq| sqt| gxs| lnz| lrb| gue| bgg| olt| frp| rrg| sef| dpg| nog| nbs| grw| vof| vhc| xve| uzv| zxj| gww| yzi| zfm| zuv| jud| alf| itv| owb| olg| rss|